【家づくり×年収】注文住宅の購入予算&ローン、目安はいくら?
提供:レオハウス
注文住宅を購入する際、多くの方の頭を悩ませるのが購入予算ではないでしょうか。
そこで今回は、国土交通省住宅局発表の「住宅市場動向調査」から、注文住宅の購入予算や住宅ローンの目安、年収との関係をご紹介します。
「理想の家づくりをしたい。でも、今の年収で注文住宅を建てられるかな?」このような疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
目次
注文住宅の購入予算、目安は年収6年分?
注文住宅の魅力といえば、まず思い浮かぶのは「自分たちの希望を反映させられる」ことでしょう。とは言っても、際限なく予算をかけるわけにはいきません。
まず、2020年に国土交通省住宅局から発表された「令和元年度住宅市場動向調査」から、注文住宅の購入資金を紐解いてみましょう。
注文住宅の平均購入資金
注文住宅の建築平均購入資金 | 平均世帯年収 | |
全国平均 | 4,615万円(平均世帯年収×6.20倍) | 744万円 |
三大都市圏平均 ※三大首都圏(首都圏・中京圏・近畿圏の総称) |
5,085万円(平均世帯年収×6.51倍) | 781万円 |
出典:令和元年度 住宅市場動向調査(国土交通省 住宅局)
注文住宅の平均購入資金は、全国で平均世帯年収の6.20倍、三大都市で6.51倍となっており、年収の約6年分が目安といえそうです。
注文住宅を購入した方はどのくらいの自己資金を用意していたのか?
次に、住宅購入資金の内訳(自己資金と借入金)もチェックしてみましょう。
注文住宅購入資金のうち自己資金比率は、全国で27.2%、三大都市圏で30.1%となります。注文住宅を購入した方は、住宅購入費用の約30%を自己資金でまかなっていることが分かります。
住宅ローンの平均的な返済期間
住宅ローンの返済期間は最長35年です。住宅購入資金の返済期間平均は32.1年という結果から、ほとんどの方が30年を超えて住宅ローンを返済していることが分かります。
レオハウスのお客さまアンケートデータ
レオハウスのお客さまアンケートデータから、住宅ローンの目安を見ていきましょう。
レオハウスでは幅広い層のお客様が注文住宅購入を実現
国土交通省発表データには、富裕層や複数所有の高額物件なども含まれるため全体的に数字が大きくなりやすいですが、実際にレオハウスで注文住宅を建てられたお客様のデータを見ると、年収400万円から1000万円台まで広く分布していることが分かります。
コンパクトで効率的なプランから、こだわりを詰め込んだ豪勢な邸宅まで対応可能な、レオハウスならではの数字かもしれません。
1000万台から4000万円台まで、レオハウスではさまざまな建築実例を紹介しています。
建築実例の詳細はこちらから↓
【レオハウス】平屋・3階建て・二世帯住宅など建築実例・事例紹介
建物金額のボリュームゾーンは1500万円~2500万円
「住宅市場動向調査」によると、注文住宅購入資金のうち土地購入資金を除いた建築資金は、全国平均で 3,235 万円、三大都市圏平均で 3,327 万円ですが、レオハウスの建物金額は1,500~2,499万円が77%を占め、1,500万円未満が16%、2,500万円以上が6%と続いています。ここにもレオハウスの幅の広さが垣間見えますが、全体としてもお得な価格で注文住宅建築を実現されていることが分かります。
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状況や考え方により自己資金額も様々
「住宅市場動向調査」のデータでは、自己資金額の全国平均は1,254万円でした。
レオハウスのお客さまの場合、半数以上が100万円以下のご用意で住宅建築を実現されていますが、1000万円以上のお客様も2割近くいらっしゃいます。自己資金と一口に言っても、親御様のサポートを受けられる例や、頭金は抑えて現金を保有し、生活に応じて繰り上げ返済に充てたり、頭金は少なくともローン返済期間を考慮して若いうちに購入を検討したりするなど、状況や考え方は様々です。レオハウスには住宅ローンアドバイザーの有資格者がおりますので、お気軽にご相談ください。ファイナンシャルプランナーへのご相談も承っております。
ローン返済年数は31~35年が最も多い
「住宅市場動向調査」の結果では、住宅ローン返済年数は35年以上が最も多いという結果でした。レオハウスのお客さまも69%の方が31~35年での返済を選んでおり、返済年数については、平均データと変わりありません。超低金利が続いているうえ住宅ローン減税などの優遇措置もあるため、長めにローンを組むことで月々の支払い負担を低めに設定し、ライフイベントに応じて繰り上げ返済を行っていく方が多いようです。
ご覧頂いたように、レオハウスでは資金面でも様々なケースに幅広くご対応いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
レオハウスでは一人ひとりの予算とご要望に応じた間取り設計をご提案いたします。
モデルハウスでは住宅ローンなど資金のご相談も承っておりますので、是非ご来場ください。
注文住宅 購入予算の考え方
注文住宅の購入予算や住宅ローンの全国的な平均が分かった所で、具体的な考え方をご案内します。
注文住宅を購入するには建物代金だけではなく、さまざまな項目があります。
注文住宅にかかる費用の内訳
注文住宅にかかる費用は、土地にかかる費用と建築にかかる費用に分けられます。
注文住宅にかかる費用の内訳 | |||
1.土地の購入にかかる費用 | 「土地購入代金」 「土地購入諸費用」 |
||
2.注文住宅の建築にかかる費用 | 「建築工事費用」
|
家を建てるための本体建築費用
照明器具やバルコニー、網戸などが含まれていない場合もあります |
総費用×約70% |
「付帯工事費用」 | 造成工事や基礎補強が必要な場合、別工事が必要になります
インテリアや電設関連費用など |
総費用×約20% | |
「工事以外にかかる費用」 | 登記費用や火災保険料、引っ越し代など、諸費用やその他の費用 | 総費用×約10% |
1. 土地の購入にかかる費用
土地を新たに購入する際に必要な費用として、「土地購入代金」「土地購入諸費用」があります。まず手付金(土地の価格の5%~10%)を支払った後、土地購入代金の残金や購入諸費用(印紙税、仲介手数料等)を支払います。
土地によっては「古家付き」で解体費用が必要なケースや、建築工事スケジュール、住宅ローンの手続き状況等により費用総額が増減することがあります。土地の購入から建築工事スケジュール、資金計画まで、総合的なプランをハウスメーカーに相談し、クリアにしておくと安心です。
2.注文住宅の建築にかかる費用
・建築工事費用
家を建てるための本体建築費用の内訳は、ハウスメーカーや工務店によって異なります。建築工事費の中に照明器具やバルコニー、網戸などが含まれていないといったように、本体工事費以外に思わぬ費用が発生する可能性があるため、建築工事費用の内訳を必ず確認しておきましょう。
・付帯工事費用
家を建てる際には、本体の工事以外にも、いくつか工事が発生します。造成工事や基礎補強が必要な場合は、別で工事が必要です。他にもインテリアや電設関連費用などが必要となります。
・工事以外にかかる費用
工事以外にも費用が必要です。登記費用や火災保険料、引っ越し代など、諸費用やその他の費用で全体の10%を占めます。
購入予算の考え方
住宅の購入予算(目安)は、「頭金(自己資金)+住宅ローン借入額=購入できる金額」で求めることができます。
ただし、住宅購入には新しい家具・家電の購入や引っ越し代など、さまざまな費用が発生します。また、将来発生するかもしれないライフイベントなどに備えて、生活費にも余裕を持たせておきたいところ。こういったことを考慮すると、今ある預貯金を全額頭金に充てることはおすすめできません。
現在の預貯金からいくら頭金(自己資金)を出せるかは、ご家庭の状況や考え方によってさまざまです。レオハウスでは、定期的に資金計画セミナーを行っています。資金について不安なことがあれば、ぜひレオハウスにご相談ください。
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住宅ローン 借入額の考え方
次に、住宅ローンの借入額の目安をご紹介します。
実際にどのような家が建てられるかはハウスメーカーや地域により異なります。詳細は依頼先のハウスメーカーやモデルハウスで確認してください。
住宅ローンの借入可能額の算出方法
まず、どのようにして住宅ローンの借入可能額を算出するのでしょうか。
1.返済負担率を確認する
返済負担率とは、年収に対しての全借り入れ年間返済額割合のことをいいます。
返済負担率計算式 「返済負担率(%)=年間の返済額の合計÷年収×100」 |
年間の返済額は、住宅ローンだけではなく、自動車ローンや教育ローンなども対象となります。
返済負担率の上限は30~35%で設定されていることがほとんどです。しかし、返済負担率が高いほどローンの審査も厳しくなり、家計におけるローン返済が負担となることもあるでしょう。そのため、返済負担率が20~25%となるように借入額を調整する必要があります。
2.審査金利を確認する
審査金利とは、金融機関が住宅ローン審査のために利用する金利のことです。
実際に適用される金利よりも高く設定されていて、返済負担率を求める際は、この審査金利が利用されています。審査金利は、金融機関によって設定が異なりますが、3~4%が一般的です。
年収に対しての適正な毎月返済額の求め方とは?
毎月の収入・支出を確認する
返済負担率は、20~25%が適切です。ただし、収入によって税負担額や社会保険料が異なりますし、家庭によって支出額が異なる場合もあります。そのため、実際に借入額を決定する際は、毎月の収入や支出を確認して、計算することをおすすめします。
まずは、手取りを確認し、毎月の出費を確認しましょう。食費や光熱費、水道代や通信料など生活していくために毎月いくら支払いっているのかを確認します。その合計額から、住宅ローンの返済額を差し引いたときにどのくらい残るのかを計算しましょう。
今後、想定外の支出があるかもしれませんので、余裕を持った資金計画を立てる必要があります。
年齢や家族構成によっても適正金額が異なる
まず、住宅ローンは完済時の年齢が80歳前後になるようにします。最長でも35年返済となりますが、50歳のときに借り入れる場合、30年での返済となります。
そして、65歳で定年退職をすると考えると65歳以上になったとき、どのように返済していくのかも考える必要があります。
また、家族構成については、子どもの有無で大きく変わります。今はまだお子さんがいなくても、将来的に考えている場合は、教育費にかかる費用についても余裕を持たせる必要があります。
住宅ローンを詳細に検討したい場合は、ファイナンシャルプランナー資格を持つハウスメーカーや工務店の営業担当にライフプランニングを依頼するのも一つの手です。レオハウスでは、住宅ローンアドバイザーの資格を持ったスタッフが在席しています。具体的なローンシュミレーションをご希望の方は、ぜひ個別相談会にお申込みください。
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【年収別】返済額上限と購入可能な注文住宅の金額
年収別に、返済額の上限と購入可能な注文住宅の金額を具体的に見ていきましょう。
住宅ローン返済額の上限(年間)
返済額の上限金額を返済負担額25%で計算し、月々の返済額(目安)をまとめました。実際の年間返済比率は住宅ローンの借入金額や返済利率等によって変動します。
年収 | 返済額上限(年収×25%) | 月々返済額 |
300万円 | 75万円 | 6.25万円 |
400万円 | 100万円 | 8.3万円 |
500万円 | 125万円 | 10.4万円 |
600万円 | 150万円 | 12.5万円 |
700万円 | 175万円 | 14.6万円 |
800万円 | 200万円 | 16.7万円 |
900万円 | 225万円 | 18.8万円 |
1,000万円 | 250万円 | 20.8万円 |
購入可能な注文住宅の金額
同様の条件で住宅ローン借入額の目安と、それをもとに算出した、購入可能な注文住宅の価格(目安)を計算すると、下記の表の通りになります。
なお、返済期間は35年を想定、頭金は購入金額の10%で算出しています。
年収 | 住宅ローン借入額目安(35年返済) | 購入可能な注文住宅の価格 |
300万円 | 2,041万円 | 2,267万円 |
400万円 | 2,710万円 | 3,011万円 |
500万円 | 3,396万円 | 3,773万円 |
600万円 | 4,082万円 | 4,535万円 |
700万円 | 4,768万円 | 5,297万円 |
800万円 | 5,454万円 | 6,060万円 |
900万円 | 6,140万円 | 6,822万円 |
1000万円 | 6,793万円 | 7,547万円 |
※住宅金融支援機構の「住宅ローンシミュレーション」で算出しています。
※シミュレーション条件:35年返済、返済負担率25%、住宅ローン金利1.5%、元利均等、ボーナス時加算なし。条件によりこの金額が借りられないケースや、この金額以上の借り入れが可能な場合もあります。
おわりに
今回は、国土交通省住宅局が発表した「令和元年度住宅市場動向調査」の結果を通して、注文住宅の購入予算や住宅ローンの目安をご紹介しました。
注文住宅は、設計段階から理想や希望を反映させることができます。しかし、重要なのは家族の豊かな暮らしを実現すること。理想の家づくりをかなえるために、購入予算や住宅ローンの返済計画をしっかりと確認しましょう。注文住宅購入における不安は、ぜひレオハウスへご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたにピッタリのプランを提案いたします。
レオハウスでは一人ひとりの予算とご要望に応じた間取り設計をご提案いたします。
モデルハウスでは住宅ローンなど資金のご相談も承っておりますので、是非ご来場ください。

スマチエ編集部

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