2018.10.03間取り・デザイン

快適な生活を実現する一戸建て住宅の「間取り」を考えるポイント

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一戸建て住宅の「間取り」を考えるポイント

住宅の「間取り」は、一戸建てを新築する際に悩むポイントの1つ。何を基準に決めたら良いか、迷う方が多いでしょう。

今回は、注文住宅の間取りを考えるときに役立つこと、失敗しないためのコツ、大事なポイントなどについてご紹介します。住宅全体のバランスが良く、ライフスタイルに合った間取りを目指しましょう。

生活動線・家事動線をイメージしよう

生活動線・家事動線をイメージ
住宅の間取りを考えるときは「生活動線」、中でも「家事動線」をイメージすることが大切だといわれています。動線がしっくりくる間取りだと、家事の負担や日常生活におけるストレスが減り、より暮らしやすくなるでしょう。

以下は、生活動線・家事動線をイメージするためのポイントです。

家族の生活動線を知る

家族の1日の過ごし方を報告し合い、長く使う部屋、移動しやすい間取りについて相談しましょう。特に、家族が集まる大切なリビングは、「日当たりが良く、室内が暑くなり過ぎない間取りにしたい」など、さまざまな要望があるはずです。それぞれの意見や情報をまとめて、気づいていなかった家族の生活動線を把握します。また、家族全員が過ごしやすいと感じる環境づくりを意識しましょう。

水回りは1箇所にまとめる

水回りを1箇所にまとめるメリットは、「工事費を抑えられる」「メンテナンスしやすくなる」「排水音が気にならない」などです。また、湿度が上がりやすい設備をまとめることで、他の部屋の湿気を軽減できます。

他にも、料理をしながら洗濯物を回したり、洗濯機を回しながらお風呂に入ったりと、家事を同時進行で行う場合、家事動線が悪い間取りだと非効率的です。キッチンとバスルームは使用頻度が高いため、動きやすく、家事をスムーズに行える間取りにしましょう。

風通しが良く、気持ち良い採光を得られる窓の配置

窓の配置
一戸建ての間取りでポイントになるのは、「窓の配置」です。日当たりや風通しの良い間取りにすれば、毎日を快適に過ごせます。

そこで以下に、風通しや採光を意識した工夫や、窓を設置するときの注意点をまとめました。

部屋には2つ以上の窓を

風通しをよくするには、1部屋に2つ以上の窓を配置すると良いでしょう。このとき、窓同士の位置関係も大切なポイントで、窓を直線で結んだ際に対面の位置になるよう設置することで、風が通り抜けやすい間取りになります。

また、高いところと低いところに窓を設置することも効果的です。高い位置の窓はあたたかい空気を逃がし、低い位置の窓は冷気を部屋に取り入れてくれます。

採光を取り入れたいなら南側

一戸建ての立地条件や住環境により難しい場合がありますが、部屋の中に採光を取り入れたいなら、「南側」に大きな窓を配置し、「北側」へ風が抜けるようにしましょう。

窓の配置の注意点

風通しの良い窓の配置にすることは、ニオイの通り道を増やすことにもつながります。そのため、ニオイが発生しやすいキッチンと他の部屋との位置関係に気を付けながら、嫌なニオイが家の中を漂わないようにすることが大切です。

家具・家電の配置をイメージしよう

一戸建て住宅の間取りを考えるときは、家具・家電の配置にも考慮しましょう。

コンセントの数が足りなかったり届かなかったりすると、家具・家電がうまく置けず生活が不便になります。そのため、家具・家電の配置をイメージし、コンセントがどこにあると便利かを考えることが大切です。

おわりに

今回は、一戸建て住宅の「間取り」をテーマに、快適な生活を送るコツをご紹介しました。

日常生活の動きを考え、採光や風通しの良しあしを意識した間取りにすれば、利便性の高い住環境が整えられます。家具・家電の配置など細かい点もイメージしておくと、失敗しない間取りを計画できるでしょう。ご家族とも相談しながら、快適な間取りのマイホームをつくりましょう。

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スマチエ編集部

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