2020.01.23間取り・デザイン

1,000万円で注文住宅は建てられる?2,000万・3,000万との違いは?

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注文住宅

家を建てるときは自分や家族が描く理想の生活を手に入れるため、自由に建てたいと考える方が多いと思います。ですがどのくらい要望をかなえられるかは予算が大きく関係してきますね。

建築費の平均はどのくらい?本当に1,000万円で家は建てられるのか?など、気になることは多いでしょう。

今回は注文住宅全体にかかる費用や価格を左右する要素、予算別にみた注文住宅の建て方などをわかりやすく解説します!

注文住宅全体にかかる費用は?

注文住宅購入費の中で費用がかかるのは、土地代と建物の建築費です。間取りや設備でも費用は大きく変わるので、どのくらいの予算にするか計算しながら、じっくりと検討しましょう。

また予算を決める際は、土地代と建築費以外にもかかる費用を考慮しなくてはなりません。どんなものがあるか、詳しく見てみましょう。

土地代

土地代元々土地を持っている場合、土地代はかかりませんが、土地を持っていない場合、まず土地を探すことが先決です。家を建てるための立地条件は非常に重要で、土地の広さ、周囲の環境(保育園、学校、公園、スーパーなど)や防犯、災害被害の少ない場所、交通の便、家の前や周囲の道路の幅、さまざまな要素で土地の価格が変わります。

購入前は必ず候補地を見に行って、十分調べてから購入することをおすすめします。土地を決める際は、どうしても譲れないポイントに優先順位をつけておき、評価するといいでしょう。

他に、土地の地盤が弱いと地盤改良費がかかる場合があるので、土地購入時の確認事項に入れておきましょう。

建築費

建築費土地が決まったら、いよいよ家を建てるという作業に入ります。注文住宅の建築費は、家の設計や性能など、建て方によって大きく変動します。

ハウスメーカーにするか地元の工務店にするか、建築士やデザイナーが設計したデザイナーズ住宅にするか、施工を依頼する会社によっても価格は変わります。

諸費用

注文住宅購入時に、案外見落としがちなのが諸費用です。土地代や建築費に比べたら費用は少なく、購入費全体の一割程度と言われていますが、現金での支払いが必要な場合もあるので注意しましょう。

主なものは

・建築確認申請にかかる費用(中間審査なども含む)

・電気・ガス・水道の引き込み工事費用

・地鎮祭や上棟式など式典にかかる費用(地域差あり)

・登記費用

・住宅ローン借入費用

・引っ越し費用、照明、カーテンなど入居時に必要な費用

・不動産取得税、固定資産税

・火災保険、地震保険などの保険料

などが挙げられます。

この他、入居時に家具家電の新調を考えている場合は、その費用も予算に入れておくといいでしょう。

住宅ローンの金利

ローンの金利次第で支払額全体が変わるため、ローンの組み方も重要です。現在では低金利が続いていますが、銀行によって金利が違うので複数の銀行を調査してみてください。ローン計算のシミュレーションができるサイトを利用すると、すぐに計算ができ比較も楽にできます。

また、毎月の支払額から全体にかかる費用の予算を決めると、無理のない返済計画が可能になります。

外構工事費

これは必ずしも購入時に必要なわけではありませんので、家を建て、住み始め、落ち着いてから着工するのも一つの方法です。

ただし、玄関までのアプローチ、庭、車があるなら車庫やカーポートなど、何かしらの工事が必要になる場合が多いので、だいたいどのくらいかかるのかハウスメーカーや工務店に試算してもらい、予算に余裕を持たせておくといいでしょう。

注文住宅の価格を大きく左右する要素

注文住宅購入費のなかでも、建築費は建て方や注文先によって大きく変わります。注文住宅の価格を大きく左右する要素は何か、具体的には二つあります。

家の形、間取りなどの設計

家の形、間取りなどの設計注文住宅の価格を左右する最も大きな要素は、家の形や間取りです。複雑な形の家は壁や柱が多くなり、その分価格が上がります。屋根の形や傾斜によっても価格は変わります。

二階建てであれば、総二階の箱型の家だとコストダウンができます。間取りは部屋数が増えると壁やドアが増えて費用が上がり、仕切りの少ないオープンな間取りは費用をおさえる事ができます。

寒冷地では家の断熱性能をどこまで求めるかも、価格を左右する要素になります。

住宅設備や外装、内装の仕様グレード

キッチンやお風呂、トイレ、給湯システムなどの住宅設備や外壁、壁や床などの内装の仕様グレードでも、建築費は変わります。

住宅設備は、商品のメーカーやグレードでも価格に大きな幅がありますし、外装や内装の仕様も予算によって使える資材が変わるため、まず予算を出してから可能な範囲で選択していきましょう。

予算別にみる注文住宅!1,000万・2,000万・3,000万・4,000万以上なら?

注文住宅は、予算によってかなえられる要望が変わります。ここでは、予算別にどんな家が建てられるのか、具体的にご紹介していきます。

予算1,000万の場合

予算1,000万の場合設計をシンプルにして予算をおさえれば、1,000万円でも家を建てることは可能です。延べ床面積を大きくせず、長方形や正方形の二階建てにして、凹凸がない箱型の設計で、シンプルな間取りにするとコストカットできます。

屋根の形が複雑になると価格も上昇するため、注意しましょう。片流れ屋根(傾斜が一方向だけのシンプルな屋根)や切妻屋根(屋根の最長部から地上に向かって二つの傾斜面がある本を伏せた形状の屋根)を選択すると低コストに。窓の数や大きさも価格に反映されるので、少ない窓でも効率よく光を取り入れる設計上の工夫も大切です。

外装や内装は、レンガや塗り壁などコストの高い自然素材は使わず、クロスなど低コストの資材を使うとコスト削減につながります。

キッチンやバスなど住宅設備のグレードもコスト面に影響するので、有名メーカーでなくても機能と価格で納得のいくものを選びましょう。

ローコスト住宅を実現しているハウスメーカーや工務店も多くあります。広告宣伝費を削ったり、資材を大量購入してコストダウンをしたり、設計から完成まで全ての工程を自社で行い中間マージンをカットしたり、性能を落とさずに価格を下げる工夫をしている会社もあります。最初にしっかり予算を伝え、自分の希望が実現可能な範囲をよく相談してみるといいでしょう。

予算2,000万の場合

1,000万円の予算と比較すると希望を実現できる範囲は広がりますが、全てグレードをあげて希望通りにいくかというと難しい価格帯です。予算内でお金の配分をどうするか、お金をかける場所とコストダウンする場所のメリハリをつける事がコツです。

・窓を大きくする・数を増やす

・キッチンやバスのグレードを上げる

・内装にあまりお金をかけずに外壁にレンガやタイルを使う

・安い素材と自然素材を組み合わせる

・ドアや棚の扉など建具のグレードを上げる

上記のように実現できることは増えるので、かなえたいことの優先順位が高い部分からプランに取り入れて、全体とのバランスを見るといいでしょう。

予算3,000万の場合

予算3,000万の場合注文住宅建築費用の全国平均は3,000万円代前半です。延べ床面積を少し広くして、平均的な広さでグレードを少しあげた設計が可能となります。

・間取りを少し複雑にする・好きなデザインにする

・憧れのキッチン・バスや床暖房など設備にお金をかける

・質のいい床材を使う

・広いバルコニーやウッドデッキを作る

・門扉やフェンスなどの外構にお金をかける

このように、全ての希望をかなえることは難しくても実現可能な範囲は増えるので、自分のライフスタイルから何を優先するのか順位を考えてみてください。予算3,000万を確保できるなら、依頼できる住宅メーカーの選択肢も増えるでしょう。

4,000万円以上の予算がある場合には?

予算に余裕があり、かなりこだわった家を作る事が可能になり、多くの望むプランが実現できます。

住宅設備をハイグレードにしたり、床面積の広い家にしたり、中庭を取り入れるなど複雑な構造にしたり、自然素材を多く使ったり……こだわりが強いと建築費用が4,000万円以上になることもあります。

ただ、予算をおさえることを重要視しなくてもいい価格帯と言えるので、どうしても譲れないこだわりをしっかりと考慮した上で、予算内で収まるかバランスをみるといいでしょう。

おわりに

注文住宅で何を望むかは人それぞれ違うので、同じ予算でも全く違った家になります。家族構成やライフスタイルでも大きく変わってくるでしょう。

家族でしっかりと話し合い、お互いの意見を出し合って方向性を決めていくことが、住みやすい家を建てる上でとても大切なことです。家を建てるというのは、今の生活とこれからのライフスタイルを考える良いきっかけにもなります。

予算内に収める、コストダウンをするということだけに主眼を置くのではなく、自分の夢や望みを取り入れつつ満足のいく家づくりができるよう、考えていきましょう。

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スマチエ編集部

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