2019.03.25家づくり

西日対策|やっぱり暑い?西向きの家づくり(間取り)でできる工夫

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西日対策

西向きの土地と聞くと、「西日が入るのはちょっと…」と敬遠する方も少なくありません。実は、西日や西向きの土地にもメリットがあり、少しの工夫で快適に暮らすことができます。今回は、西向きの家づくりで覚えておきたい、間取りや西日対策の工夫をご紹介します。

西日はやっぱり暑い?

西日はやっぱり暑い?太陽は東から昇り西に沈むため、西向きの部屋には西日がお昼すぎから夕方にかけて差し込みます。この時間帯は、一日の中で気温が高くなる時間帯のため、壁や床などにたまった熱も放出されることから「西日は暑い・まぶしい」と感じるのです。

そのほかにも、西日が当たる部屋のデメリットには下記の点が挙げられます。

部屋が暑くなる

一日の中でも、気温の上がっているお昼過ぎから夕方にかけて日が当たることで、部屋が暑く感じることがあります。

夏場は光熱費がかかる

夏場は西日によって暑くなった部屋の温度を下げるために、光熱費がかかります。しかし冬は、西日の部屋は光熱費が抑えられるといったメリットも。ただし、冬場は日照時間が短いので、暖房をつける時間が長くなってしまうことも考慮しておきましょう。

家具やカーテンが日焼けする

強い紫外線の影響で、カーテンや家具が日焼けして色落ちしてしまうことがあります。

西向きの家づくりでできる「間取り」の工夫

西向きの家づくりでできる「間取り」の工夫西向きの家の間取りのポイントは、「午後から夕方にかけての西日が入る時間」を考慮することです。西向きの家で覚えておきたい間取りの工夫を二つ見てみましょう。

1.西側は窓や部屋を少なく

西側に位置する部屋に西日が強く当たります。そこで、西側の部屋数を少なくする、窓を小さくしたり少なくしたりして、西日が差し込まないようにする工夫が有効です。

窓が小さかったり少なかったりしても問題がない、むしろあまり見られたくないスペースを西側に配置することをおすすめします。

例えば、お風呂やトイレなどの水回りスペースは、大きな窓は不要でしょう。また、リビングを広く設けて、西側の壁を一面収納棚にしてしまうのも一手です。

2.「午後は使わない部屋」を西側に集める

西向きの部屋でも、西日が当たる時間帯に使うことが少ない部屋なら、さほど気になることもないでしょう。

例えば、お風呂は夜または朝に使用する家庭が多いと思われるため、プライバシー保護を兼ねて西側に配置することをおすすめします。あまり人が出入りしない収納スペースに充ててもよいでしょう。ただし、食品など直射日光や高温を避ける必要がある物の保存には向かないので気を付けてください。

3.風の通り道をつくる

風の通りをよくすることで、暑さを軽減できます。部屋の風通しをよくするためには、部屋の対角線上に窓を設けましょう。この場合、間に廊下などを隔てていても構いません。対角線に窓があることで通気性がよくなり、もわっとした暑さを解消できます。

どうしても大きな窓を設けることが難しい場合は、床に面した低い場所にある「地窓」という窓がおすすめです。地窓なら日光が当たることなく通気性も確保できるため、西向きの部屋に最適と言えるでしょう。

西向きの家でできる「暮らし方」の工夫

西向きの家でできる「暮らし方」の工夫次に、西向きの家で快適に暮らすために取り入れたい三つの工夫をご紹介します。

1.西日を入れない

物理的に窓をふさいで西日が入らない工夫をするのも有効です。日差しのまぶしさと暑さを軽減できるため、西日が差し込む時間も気にせず部屋で過ごせます。

大きめの庇(ひさし)をつける

西側の部屋に大きめの庇をつけることで、強い西日を和らげることができます。金額や設計の都合上庇をつけられない場合は、布製のサンシェードを利用してもいいでしょう。

カーテンやブラインド、すだれを窓につける

カーテンやブラインドなら、いつでも気軽に取り付けられます。カーテンは日光を通さない遮光カーテンを利用すれば、より遮熱性が高まります。

グリーンカーテンを活用する

夏場におすすめなのが、蔓性の植物を窓に沿って育てる方法です。ゴーヤやきゅうりなどの食べられる植物を使えば、食材としても活用できますし、自然な緑は目にも涼しく感じられます。また、植物から出る水蒸気がまわりの温度を下げる効果もあると言われています。

2.窓の断熱性を高める

暑さが心配な場合は、窓の断熱性を高めるのもおすすめです。窓の性能については、設計時にハウスメーカーに確認してみましょう。

断熱効果のある窓ガラスやサッシに入れ替える

近年、断熱効果のある窓ガラスが開発され、一般の家庭でも利用されています。断熱効果のある窓ガラスに交換することで、西日の暑さだけでなく、冬の寒さや結露を防ぎ、冷暖房費を抑えることも可能です。窓ガラスだけを交換しても効果はありますが、断熱サッシを併用することで、より高い断熱効果を発揮します。

窓に断熱フィルムを貼る

窓を交換するほどの大がかりなメンテナンスはしたくない、という方は、窓ガラスに貼って使える断熱フィルムを利用しましょう。断熱フィルムは、ホームセンターやオンラインで気軽に購入できます。ただしフィルムをきれいに貼るのは意外と難しいため、より断熱性を高め見た目にも美しく貼るなら、専門の業者に頼むことをおすすめします。

西向きの家のメリットとは

西向きの家のメリットとは西向きの家にはデメリットばかりではなく、メリットもたくさんあります。その一例をご紹介します。

1.夕日を眺められる

空が真っ赤に染まる夕日の時間帯は、「夕焼けこやけ」など数々の歌に歌われているほど美しい情景です。そんな夕日を家にいればいつでも堪能できるのは、西向きの家の特権です。海辺の家なら、美しいサンセットを毎日眺めることができるでしょう。

2.冬場は室内を暖めてくれる

夏は暑さを感じる西日ですが、冬は心地よく室内を暖めてくれます。夕方の家族だんらんの時間帯に日差しが差し込むことで、家庭の雰囲気もぱっと明るくなりますし、暖房代の節約にもなります。

3.夕方の日が差して部屋が明るい

幼稚園児や小学生など、お子さんが夕方頃帰宅するご家庭も多いでしょう。西向きのおうちなら、夕方になっても明るい部屋で子どもを迎えられます。明かりが必要な時間帯でも部屋が明るいため、暖房はもちろん、部屋の電灯をつける時間が短くなるため、より光熱費を抑えられます。

おわりに

今回は、西日の当たる部屋や西向きの家で快適に暮らすための間取りや工夫をご紹介しました。設計段階で西日対策を取り入れた間取りを検討することが、快適な家づくりのポイントとなります。ハウスメーカーに西日対策を相談すると、断熱性の高い窓や壁材など解決策を提案してくれるでしょう。ぜひ参考にして、理想の注文住宅を実現してください。

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スマチエ編集部

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